乱読サラリーマンのオリジナル書評

読書は教養を広げる、教養を広げれば、人生も豊かになる。そんな思いでブログを書き続けます!

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評:広島藩の志士(穂高健一著)】 討幕を奥深く読む

広島藩の志士 「高間省三」「神機隊」と聴いて広島藩の幕末維新の小説とわかる人は歴史に対してかなりの達人でしょう。維新を考えさせれれ、且つ涙なくして読めない歴史小説です。 討幕の主人公といえば薩長土肥が通説です。そこに尾張も絡んでくるが維新後…

【書評:英語化は愚民化】無意識に使っている日本語をよく考えよう

英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる (集英社新書) 副題には 〈日本の国力が地に落ちる〉 と記されている本書。 内容は過度な英語化政策への批判です。著者の施光恒氏はイギリスの大学院で修士課程を修了した政治学者です。 言葉は単なるツールではなくツ…