乱読サラリーマンのオリジナル書評

読書は教養を広げる、教養を広げれば、人生も豊かになる。そんな思いでブログを書き続けます!

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評:告白(湊かなえ著)】 イヤミスの決定版

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) 既に推理小説の人気サブカテゴリ―となっている”イヤミス”をご存知でしょうか。"イヤミス"とは読んだ後に嫌な気分になるミステリー小説のことを指します。人間の奥底に潜む負の部分を小説に散りばめ、謎解きとはやや相違…

【書評:スポーツ国家アメリカ(鈴木透著)】 スポーツから垣間見る現実世界とは

スポーツ国家アメリカ - 民主主義と巨大ビジネスのはざまで (中公新書) ジャーナリストが書いたスポーツノンフィクションも良いですが、アカデミックの学者が書いたスポーツ書も読み応えがあります。文化・社会学の視点からアメリカ社会とスポーツの独自性を…